梅雨のフレッシュハーブ「ローズマリー、レモンバーム&アップルミント」
遂に、梅雨に入ってしまいました。どんより、じめじめした日が続いている時に、スッキリするフレッシュハーブティーをどうぞ。

施術後の水分補給に、水、白湯、又はティザンヌをお出していています。
ローズマリー、レモンバーム&アップルミント
🍃ローズマリーについて
古代ギリシャでは、記憶力を高めるためにローズマリーを髪に挿す風習がありました。同じ理由で、学者や学生たちはローズマリーの冠を頭に載せていたとも言われています。
現在でも、「若返りのハーブ」「記憶力のハーブ」として知られ、集中できないとき、疲れを感じるときに使用すれば、頭をすっきりさせ気分をシャンとさせる覚醒効果も期待できます。
抗菌も覚醒効果も期待できる、ローズマリーパワー
リフレッシュ効果
清涼感のあるすっきりとした香りから、集中やリフレッシュに用いられることの多いハーブです。記憶力、注意力アップや眠気をすっきりさせたいときに役立ちます。
抗菌・抗酸化作用
ローズマリーの抗菌・抗酸化作用は加齢肌などのスキンケアにも有用です。毛穴を引き締める収れん作用も知られています。
血行促進
血液循環を促す作用があるため疲労回復、冷え解消にもおすすめです。血行改善効果から、抜け毛予防や白髪対策としてヘアケアにも使われます。
抗炎症作用
抗炎症作用があり、筋肉痛や関節痛の緩和に効果的とされています。
消化促進
胆汁の分泌を促す働きがあり、食欲不振や消化不良を起こしているときにも効果を発揮します。
鼻詰まりの緩和
粘液溶解作用により、鼻水や痰を和らげたいときにも用いられます。。
🍃レモンバームについて
古くから長寿のハーブとして知られているレモンバーム。学名を「Melissa officinalis」、属名「メリッサ」(ミツバチ)といいます。養蜂植物からはじまったレモンバームの歴史は、以来さまざまな国や民族を魅了しながら延々と続いていきます。
「人を喜ばせるハーブ」として珍重され、利用され続け、現代でも、その優れた機能から多くの人々をいまだ惹きつけてやみません。食品や飲み物の香りづけに使ったり、サラダやスープなど料理の材料としたり。ハーブティーとして親しまれることはもちろん、ときには、スキンケアなどの美容目的にも使われたりしています。
「心の鎮静効果」のほかにもある、レモンバームパワー
植物性の消化剤
これはレモンバームが神経系に作用し、消化管の筋肉をゆるやかに弛緩させる機能を持つためとされ、ヨーロッパ諸国では、消化器系の不調からくる食欲不振や、胃腸の不快感、膨満感などに、レモンバームのお茶が用いられることも多いようです。
抗菌、抗ウイルスや抗酸化の作用
レモンバームの主成分が、シトラール、シトロネラールなどの精油成分、タンニン類、フェノール類(ロスマリン酸、カフェ酸)などで構成されていることがわかりました。これらの成分の解析によって、抗菌、抗ウイルスや抗酸化の作用が期待できることもわかってきています。
🍃アップルミントについて
世界には40種類以上のミントがありますが、ミントは主に2つの系統に大別することができます。1つはペパーミント系で、もう1つはスペアミント系です。
今回使用しているアップルミントは、スペアミント系。
スペアミントは、ペパーミントに比べるとおだやかな香りの品種です。香りの元となる成分はカルボンで、メントールは含まれていないため、お料理に加えてそのまま食べることもできます。ケーキの上の飾りにしたり、モヒートなどのドリンクなど、主に生食での食用に使われます。葉は少ししわがよっていて、柔らかな質感です。
消化を促進する作用があり、腸内のガスを抜く駆風(くふう)と呼ばれるはたらきも期待できます。
言わずと知れた、リラックス効果、消化促進、抗菌作用などがあり、他のハーブとの相性が良いので、この度使用いたしました。
フレッシュなハーブティーがマッサージ後のリラックスタイムをより上質なものにしてくれます。