春のフレッシュハーブ「レモンバーム&パイナップルミント」
5月 春から初夏に向けて、草木が成長する時期。我が家のハーブでフレッシュハーブティーをどうぞ。

施術後の水分補給に、水、白湯、又はティザンヌをお出していています。
レモンバーム&パイナップルミントのフレッシュハーブティー
🍃レモンバームについて
古くから長寿のハーブとして知られているレモンバーム。学名を「Melissa officinalis」、属名「メリッサ」(ミツバチ)といいます。養蜂植物からはじまったレモンバームの歴史は、以来さまざまな国や民族を魅了しながら延々と続いていきます。
「人を喜ばせるハーブ」として珍重され、利用され続け、現代でも、その優れた機能から多くの人々をいまだ惹きつけてやみません。食品や飲み物の香りづけに使ったり、サラダやスープなど料理の材料としたり。ハーブティーとして親しまれることはもちろん、ときには、スキンケアなどの美容目的にも使われたりしています。
「心の鎮静効果」のほかにもある、レモンバームパワー
植物性の消化剤
これはレモンバームが神経系に作用し、消化管の筋肉をゆるやかに弛緩させる機能を持つためとされ、ヨーロッパ諸国では、消化器系の不調からくる食欲不振や、胃腸の不快感、膨満感などに、レモンバームのお茶が用いられることも多いようです。
抗菌、抗ウイルスや抗酸化の作用
レモンバームの主成分が、シトラール、シトロネラールなどの精油成分、タンニン類、フェノール類(ロスマリン酸、カフェ酸)などで構成されていることがわかりました。これらの成分の解析によって、抗菌、抗ウイルスや抗酸化の作用が期待できることもわかってきています。
🍃パイナップルミントについて
世界には40種類以上のミントがありますが、ミントは主に2つの系統に大別することができます。1つはペパーミント系で、もう1つはスペアミント系です。
今回使用しているパイナップルミントは、スペアミント系。
スペアミントは、ペパーミントに比べるとおだやかな香りの品種です。香りの元となる成分はカルボンで、メントールは含まれていないため、お料理に加えてそのまま食べることもできます。ケーキの上の飾りにしたり、モヒートなどのドリンクなど、主に生食での食用に使われます。葉は少ししわがよっていて、柔らかな質感です。
パイナップルミントは、アップルミントの変種で、葉に白やクリーム色の斑が入るのが特徴です。葉模様がおしゃれなので、インテリアグリーンとしても人気があり、鉢植えにも向いています。パイナップルとリンゴを混ぜたような甘い香りで食べやすい品種です。
言わずと知れた、リラックス効果、消化促進、抗菌作用などがあり、他のハーブとの相性が良いので、この度使用いたしました。
フレッシュなハーブティーがマッサージ後のリラックスタイムをより上質なものにしてくれます。