ルイボスチャイ(ルイボスティー生薬ブレンド)

最近、ノンカフェインで健康に良い飲み物としてポピュラーになり始めたルイボスティー。
ポリフェノールやミネラルが豊富なことから、抗酸化作用や、美肌、むくみ対策など、様々な効果効能が期待されると言われています。
何よりも苦みや渋みがないので、ホットでもアイスでも美味しく、フルーツやスパイスなどもブレンドしやすいのでバリエーションが楽しめるのも人気の秘密です。

今回は、冬バージョンとして、生薬を少々ブレンドしてみました。生薬と言っても、お正月の余りのお屠蘇用のもの。主に「桂皮(シナモン)、山椒、陳皮、丁子(クローブ)・・・」。まるで、インドのチャイのようなスパイスです。ミルクとお砂糖を加えても美味しくいただけそうですが、マッサージ後ですので、ストレートでご提供いたします。

ルイボスティーについて

南アフリカ原産のマメ科の植物。「ルイボス」とは、現地の言葉で「赤い茂み(Red Bush)」を意味します。
古くより南アフリカの先住民の間で日常的に日々の健康のために飲まれ続けてきました。
近年、活性酸素を抑えることで知られるSOD(スーパー・オキサイド・ディスムターゼ)様酵素が含まれていることが判明し、今や世界中で愛される「健康飲料」となりつつあります。
その他、カルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウムなどのルイボスに含まれているミネラル成分は体に馴染みやすく、全身の細胞を活性化させ、生体の機能を正常に保つ作用が期待されています。

生薬(屠蘇散)について

お正月に無病長寿を願って飲まれるお屠蘇。
一般的に以下のような成分が含まれており、血行をよくし、胃腸の働きを活発にし、風邪をひきにくくするとされます。

白朮ビャクジュツキク科オケラまたはオオバナオケラの根利尿作用、健胃作用、鎮静作用
山椒サンショウサンショウの実健胃作用、抗菌作用
桔梗キキョウキキョウの根鎮咳去啖作用、鎮静・沈痛作用
肉桂ニッケイニッケイの樹皮、シナモン健胃作用、発汗・解熱作用、鎮静・鎮痙作用
防風ボウフウセリ科ボウフウの根発汗・解熱作用、抗炎症作用
陳皮(チンピ)みかんの皮血行促進